モダーン・マン
結構こった作りで迫ってくるスタンリー・クラークの作品だ。
ベーシストというよりも本当にアーティストといった趣の作品。
ベースがとにかく特に強調されるということも、余計な部分では全くない。
本当に曲とか全体の作品ということをキチンと意識して、見事に作られている作品だ。
本当に全体に統一感があり、ジャズ・フュージョンということではなく,
ポップスの王道的なつくりが結構あり、本当に1枚見事に迫ってくるという、
なんというのだろう本当に見事な聞き飽きない作品だ。
と、言ってもやはりところどころで出てくる彼のベーシストの業は本当に素晴らしい。
なぜにここまでベースにキチンと語りかけさせるのか?
そう余計にしゃべっているのではなく、キチンと全体の中での自分の場所を守りつつも、
だがベーシストとしての語りかけをわすれていない!本当に魅力あふれる作品だ。
ジェフ・ベック参加作品もあり、本当に何年たっても飽きがこない構成とうまさがここにはある。
生命力を感じる作品というものがよくあるが、この作品もそれに当てはまる。
ベースが後ろで走りまくる瞬間や語りかけてくる瞬間,
そして全体のまとまり、本気で素晴らしいいい感じの作品だ。
だがはたして彼のベースラインをコピーできるのだろうか?
いやあ、真剣に凄過ぎ!!
1.OPENING STATEMENT
2.HE LOVES OH
3.MORE HOT FUN
4.SLOW DANCE
5.INTERLUDE
A SERIOUS OCCASION
6.GOT TO FIND MY OWN PLACE
7.DAYRIDE
8.INTERLUDE
IT'S WHAT SHE DON'T SAY
9.MODERN MAN
10.INTERLUDE
A RELAXED OCCASION
11.ROCK'N ROLL JOLLY
12.CLOSING STATEMENT
最新更新日 2022年4月7日
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